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事例一覧

株式会社荻野商店 様

約半数の社員が受講、教育と伴走サービスでDX推進を加速!
会社名 株式会社荻野商店
業種 食品製造業
事業内容 こんにゃく粉の製造
従業員数 23名
所在地 群馬県甘楽郡下仁田町
URL https://www.konjac.co.jp/

株式会社荻野商店様は、群馬県甘楽郡下仁田町に本社を構える、創業100年以上の歴史を誇る老舗企業です。1916年の創業以来、こんにゃく芋の精粉によるこんにゃく粉製造を専門に行い、「白雪特級」「ピュアホワイト」など高品質な製品を全国に供給しています。

同社は、伝統を守りながらも常に新しい技術を取り入れ、食品安全規格FSSC22000を取得するなど、品質管理体制の強化にも積極的に取り組んできました。こんにゃく粉市場において確固たる地位を築きながら、地域社会への貢献も重視し、持続可能な事業運営を目指しています。

荻野商店様の強みは、長年培った製粉技術と、群馬県産こんにゃく芋を活用した高品質な製品づくりです。しかし、食品業界は今、急速なデジタル化の波にさらされ、生産管理、品質保証、物流、営業活動など、あらゆる業務でIT活用が求められる中、同社は早くからDXの重要性を認識し、2018年より経営者主導でデジタル化を推進してきました。

経営者様の「思い」と「狙い」

現場主体のDX推進をめざして

株式会社荻野商店
専務取締役 齋藤裕介様

(齋藤 様)

当社は、2018年頃からでDXを推進し、製造工程や情報管理のデジタル化を進めてきました。クラウド活用やローコードツールを使った自社アプリ開発など、基盤整備が着実に進む一方、私主導で進めてきたこともあり、現場からのボトムアップによる推進が課題の一つでした。

「ITやDXの知識はいまやビジネスにおいて基本スキル。社員一人ひとりが自ら考え、デジタルを活用できる力を持つことが、会社の未来を支える。」という思いから、現場社員のITリテラシー向上を目的に、IT導入士(初級)講座を約半数(10名)の社員に受講してもらいました。単なるシステム導入ではなく、社員が主体的にDXを推進できる企業文化を育てることが狙いでした。

IT導入士(初級)講座とは?

社内のDX人材を3ヶ月で育成

DX学校の「IT導入士(初級)講座」は、IT初心者でも理解しやすいカリキュラムと、実務に直結する内容が特徴です。最初にDXを進める「5つのSTEP」を学びます。その後、具体的な実習として、クラウドサービスや業務効率化ツールの活用、セキュリティ、そして自社のIT導入計画策定まで、現場で即戦力となるスキルを体系的に学ぶことができます。

DXを進める5つのSTEP

受講生の声

(品質管理課 A様)

講座を通じて、漠然としていた「IT導入」が自分の業務とどう結び付くのか、世の中の潮流や活用事例から具体的に理解することができました。受講後、早速社内に蓄積された情報のデータ化を進め、RAGの導入に着手しています。創業100年を超えて蓄えたノウハウを属人化させずに継承していくため、記録データの形式や作成方法の見直しも図っています。

また、DX推進WG(ワーキンググループ)では他部署と課題を共有することができ、部署間連携の重要性を改めて実感しました。開発業務においても、導入した社内AIが情報の収集や試験補助に大きな効果を発揮しています。技術進化の速さに驚きつつも、それをいかに自分の業務へ適用するかを常に考える習慣が身に付きました。

(生産技術課 B様)

DX学校の講習を受けるまでは、ITやPCにほとんど触れてこなかったため、正直不安や抵抗感がありました。しかし、日常業務に近いケースを用いて説明していただいたおかげで内容を理解しやすく、デジタルが自分の仕事と決して無関係ではないと感じることができました。

ITは専門家だけのものではなく、現場を良くするためのものなのだと実感しています。これまでITを使った業務に携わってこなかった自分でも理解できたことが、大きな自信につながりました。今後は、学んだことを少しずつでも業務改善に活かしていきたいと思っています。

受講後も伴走する「IT顧問サービス」

受講社員が集まり「DX推進ワーキンググループ」を発足

DX学校前橋校は「受講して終わり」ではありません。IT導入士(初級)講座の受講を通じて見つけた自社課題や、新たに実施したいIT導入計画に対して、経験豊富な講師が引き続き伴走します。※

荻野商店様では受講社員が集まり「DX推進ワーキンググループ」が発足され、お客様が目指す現場主体の取り組みがスタート。このWGに前橋校講師はファシリテーターとして参画し、DX推進に関する継続的なアドバイスやフォローアップを実施しています。

※「IT顧問サービス」のご契約が必要です。

成果

ツールの「利⽤者」から課題解決の「推進者」へ

(齋藤 様)

受講を経て、社員が積極的にITへ関与してくれるようになり、自らの限界に挑戦する姿に大きく変革したと実感しています。

以前は会社が用意した環境を利用するだけでしたが、今では『現状の業務フローをこう変えたら効率が良いのではないか』『この新しい技術を自社にも取り入れたい』といった具体的な提案が、現場から自然と出てくるようになりました。

『会社をより良くするためにはどうすべきか』という経営者に近い視座を持ってITに向き合ってくれるようになったことが、何よりの収穫です。

今後の展望

(齋藤 様)
今後は、社員たちの積極的な姿勢を活かし、AI活用を本格化させていきます。

短期的な目標は、さまざまなデータを徹底的にデジタル化し、「AIが解析できるデータ」として整備することです。中期的な展望としては、製造ラインへのAI技術の導入により、異常検知の精度や品質管理の向上、ならびに人手不足への対応を進めていきたいと考えています。

長期的には、AI活用とDX推進によって生産性を大きく向上させ、当社が地域の食品製造業の未来をリードする企業へと進化し続けることを目指します。

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